第2回 python入門 変数について
まず、変数の概念から説明致します。一般的にプログラム制御の考え方として、値を一時的に記憶しておく必要があります。その記憶するための仕組みが今回の変数というものです。変数はある値やある文字列などを一時的に収納できる箱のようなものだとイメージしてください。ただ、注意点として、変数という箱には1つしか値がはいりません。
変数の基本式はこのように記載します。 変数名=値
実際にプログラムを確認してみましょう。このように書いてみます。
Fuziwara= 24
この先頭のFuziwaraは変数名で、変数の箱自体の名前になります。ここでは例えとしてFuziwaraと書いてありますが、名前に関しましては基本的には何を書いても大丈夫です。
そして、次のイコールですがここがすごく重要です。イコールというのは、数学の場合「右辺と左辺が同じ」と言う意味ですが、プログラムの場合「右辺を左辺に代入する」という意味があります。つまり、24をFuziwaraという箱に「代入します」というイメージです。
ですので、今 Fuziwaraには24が入っていると思われますね。
ここで、本当に値が入っているか確認するために、前回使用したprintで確認しようと思います。Fuziwaraに入っている整数の数値を出力しますので、ダブルクォーテションなしのFuziwaraを書いて見ます
print(Fuziwara)
これでプログラムを走らせてみますと 24と出力されていることが確認できます。
次に「歳」という文字を出力したいと思います。
試しにこのFuziwara= 24の下に Fuziwara= “歳”を記載して見ます
これで実行してみますと このように、歳のみが出力されました。
冒頭で説明させていただきました通り 変数という箱には1つしか値がはいりません。 ですのでここではFuziwaraに“歳”が代入されていますので 24という値が歳という値に上書きされています。 そのため歳のみが出力されました。
では、少し応用編です 「24歳」という表現をプログラムで出力して見ましょう。
試しにこのように記載して見ます。
Fuziwara= 24
age="歳"
pirnt(Fuziwara+age)
これでプログラムを走らせますとエラーが発生しました。
理由は次回のpython入門3で解説致します。
はい、今回は変数についてということで変数の概念の、値を一時的に保持することから実際に変数に値を入れて出力まで行って見ました。
次回の講座では演算子の種類や変数の種類についてのご紹介を行っています。また、本日起こったエラーについてもそちらで解説しております。是非ご覧ください。
以上で、python入門2を終了と致します。ご静聴ありがとうございました(๑╹ω╹๑ )