第5回 python入門 pythonでrangeとdictを扱ってみましょう!
今回はrangeとdictについて、ご紹介させていただきます。今回はご紹介ですので短い動画となっておりますので、是非最後までご覧ください。
今回もpythonを使用してAnacondaのspyderで説明したいと思います。
はいそれでは簡単に説明して行きます。rangeとは簡単に言いますと数列や数字の範囲を扱うために用意されているものです。
rangeの基本文はこのように記載します。
range(整数)
このようにのように整数だけを記載した場合は0〜その記載した整数の手前の数までの数列を作ります。どういうことかと言いますと確認するためにlist関数に入れてみましょう
このように記載します。
print(list(range(10)))
このリスト関数は先日勉強したリストにするという意味です。関数後のpython入門で説明いたしますので、ここではrangeに着目してください。
これで実行してみますと。
このように0〜9までの数値が確認できます。ここで、開始値を0〜ではなく任意の値から始めたい場合はこのように記載します。
range(開始値、終了値)
先ほどと同じようにプリントで記載してみましょう。
print(list(range(7,15)))
これで実行しますと
このように7から15の手前の14まで表示されていることが確認でます。
更に、数字間の間隔を開けたい場合つまり数列を作成したい場合はこのように記載します。
range(開始値,終了値,間隔)
先ほどと同じようにプリントで記載してみましょう
print(list(range(13,65,7)))
これで実行しますと。
このように数列を簡単に作ることができます。学生の皆さんはこれで宿題をしないようにしてくださいね笑♪( ´θ`)ノ
ちなみに、このrangeで宣言した場合リスト関数を使わなくてもまとめられている値はリストやタプルと同様にインデックス番号を指定することで特定値を取り出すことができます。
試しにこのように記載して見ます。
suretu=range(13,65,7)
print(suretu[0]+suretu[1]+suretu[2])
これで実行しますと
このように数列の項の値を特定して計算させることもできます。しつこいですが、学生の皆さんはこれで宿題をしないようにしてくださいね笑。ただし、rangeはタプルと同様で変更することはできませんのでご注意ください。試しにこのように記載してみましょう。
suretu=range(13,65,7)
suretu[0]=5
print(suretu[0]+suretu[1]+suretu[2])
これで実行してみます。
すると、エラーが発生しました。このようにタプルと同じく値を書き換えることはできません。ここで試しにこのようにリスト関数を使用してrangeを使用してみましょう。
suretu=list(range(13,65,7))
suretu[0]=5
print(suretu[0]+suretu[1]+suretu[2])
これで実行してみますと、
このように値を書き換えることができることが確認できます。少し補足ですがリストはリスト内の値を全て2つに増やすこともできます。
suretu=list(range(13,65,7))
suretu*=2
print(suretu)
これで実行してみますと。
このように値を2つに増やすことができます。
次にdictについて説明します。リストやタプルやレンジは全てインデックス番号で値を管理していましたね。dictは名前で値を管理するものです。実際にプログラムを確認してみましょう。
dictの基本式はこのように記載します。
{キー:値 ,キー:値 ,キー:値 ,… }
試しに実際に記載してみましょう。
watson={"Nishimura":91,"Fuziwara":24,29:"taro"}
文字から数字を特定することも、数字から文字を特定することもできます。ここで実際にプログラムで呼び出してみましょう。
print(watson["Nishimura"])
これで実行してみましょう。
そうするとこの91が出力されたことが確認できます。ただし、重複するとエラーになります。
watson={“Nishimura”:91,“Fuziwara”:24,29:”taro”,“taro”,29}
このように書きますとエラーになります。このようなミスはよくありますのでご気をつけください。もちろん作成されたdictはキーを指定して、リストと同様に取り出したり変更したりもできます。時間の都合上、今回は割愛させて頂きます。今回はrangeとdictについてということで簡単に説明させていただきました。次回の講座からは実務でよく目にする構文の講座となっておりますのでぜひご覧ください。
以上で、python入門を終了と致します。ご静聴ありがとうございました。✌︎(‘ω’✌︎ )