第4回 C#入門
今回はif文の使い方について説明したいと思います。今回もC#を使ってヴィジュアルスタジオで説明致します。まず、If文はどのような時に使うかと言いますとプログラムというのは上から下に向かって走るんですけれども、途中で処理を分岐させたい場合があるんですね、その時に使用します。例えば a = 10;という変数がありまして、
int a = 10 ;
と記載する。ここで、ライトラインを出したいんですけれども、この時に例えば a はプラスと書いてみます。
Console.WriteLine(” a is Plus”);
と記載する。a は10 で正の整数ですので問題ありません。でこれで、実行しますと当然 a is Plusと表示されます。ここで、先ほど宣言した、a の値プラス 10 をマイナス 10 に変更します。
int a = ー10 ;
と変更する。ただ、このまま実行してしまうと、ライトラインで a is Plus と書いてありますので、当然 a is Plus と表示されてしまいます。ここのままですと、a の値によってメッセージを変えることができません。では、a の値によってメッセージを変更するにはどうすればよいかと言いますと、答えはif文を使用することです。どういうことかと言いますと実際に書いてみます。Ifと書きまして、カッコをつけます。
if () {
Console.WriteLine(” a is Plus”);
}
と記載する。このカッコの中には条件を記載します。例えば、実際に書いてみますと
if ( a >=0 ) {
Console.WriteLine(” a is Plus”);
}
Console.WriteLine(”END”);
と記載する。
a 大なりイコール ゼロ のような条件を書いてみます。If文ではこの条件式を満たす場合、中括弧の中を実行します、しかし、条件を満たさない場合は中括弧を飛ばした後から実行されます。試しにこれで実行してみますと。メッセージはENDのみしか表示されませんでした。どういうことかと言いますと。宣言時に a には、マイナス 10 が代入されています。そのあとに if 文が実行されるのですけれども、ここのif文内の条件をみてみますと。 a はゼロ以上となっています。ですが実際には先ほども言いましたが a にはマイナス10 が入っているためIf文の条件を満しません、そのため If 文内のConsole.WriteLine(” a is Plus”);が実行されずプログラムはIf文を飛ばした後から実行されています。ですので、表示は最後のConsole.WriteLine ENDの表示のみとなっていました。ここで、a の値をプラス10と変更して実行してみます。
int a = 10 ;
と変更する。
そうすると、「 a is Plus」 と表示されました。はい、このようにしてプログラム自体にif文で条件をつけることによって処理を分岐させることができます。ここで新たにelse文を紹介致します。else文は特殊なものでして、If文の直下につくものです。else文を使用したい場合は必ずif文の中括弧の終わりの後に記載してください。どういうものかと言いますと
実際に書いてみますと、
if ( a >=0 ) {
Console.WriteLine(”a is Plus”);
}
else {
Console.WriteLine(”a is minus”);
}
Console.WriteLine(”END”);
このように書きます。else文では if 文の条件が満たされなっかた場合のみプログラムは else文 内の中括弧の中を実行致します。しかし、if文の条件が満たされていた場合はif文内の中括弧の中が実行されますのでelse文内の中括弧の中は実行されず、else文中括弧を飛ばした後から実行されます。試しにこれで実行してみます。はい、「 a is Plus」と「END」のみが表示されています。どういうことかと言いますと、もう感の言い方はわかると思いますが最初の宣言時の a にはプラス10が代入されています。その後に、if文が実行されるのですけれども、if文の条件式をみてみます。条件式では a はゼロ以上となっています。今 a には 10 が入っていますので条件が成立しています。ですので、if文内のConsole.WriteLine(” a is Plus”);が実行されました。その後のelse文では上記でif文の条件が満たされている場合は実行されないというルールがありますのでelse文の中括弧は飛ばされ、最後のConsole.WriteLine(”END”);が実行されました。ですので、表示されたのは「 a is Plus」と「END」のみが表示されています。ここで、宣言の a に値をまたマイナス 10と変更し実行してみます。
int a = -10 ;
と変更する。
そうすると、「 a is minus」と「END」のみが表示されています。どいうことかと言いますと最初の宣言時に a にはマイナス10が代入されています。その後、if文が実行されるのですけど、if文の条件をみてみます。条件式では a はゼロ以上となっています。今 a にはマイナス10が入っていますので条件が不成立です。ですので、if文内は実行されず、else文内のConsole.WriteLine(” a is minus”);が実行されます。その後に、最後のConsole.WriteLine(”END”);が実行されます。ですので、表示されたのは、「 a is minus」と「END」のみが表示されています。また頭の良い方はご気づきでしょうが、Else文を使用せずif文だけで上記の処理ができます。どのようにするかと言いますと、簡単で
if ( a >=0 ) {
Console.WriteLine(” a is Plus”);
}
if ( a <0 ) {
Console.WriteLine(” a is minus”);
}
Console.WriteLine(”END”);
このように書きます。このように書いても同じ結果が表示されます。ですが、実務ではelse文をよく使用しますのでelse文を是非覚えてください。はい、今回は if 文についてということで変数aをもちいてif 文の仕組みを勉強し、実際にif 文を用いて分岐処理を行って見ました。次回の講座ではwhile文についての内容となっていますストーブの仕組みを用いた説明となっていますので是非ご覧ください。
以上でC#入門と致します。ご静聴ありがとうございました。(๑╹ω╹๑ )
コメント