Be LUKE に投資を考えてくださっている投資家の皆様

 はじめまして私が西村太智です。前社名をネットで検索すれば私について調べることができると思いますが、不信に思われないように自己紹介致します。

 私は宮崎県出身の現在24歳です。高校まで宮崎県で過ごし大学進学の時に京都へ引越しました。大学進学後は夢であった投資会社を設立(当時18歳)しました。会社は順調に成長し気づいた時には1年で30名の規模まで会社を成長させることができました。しかし、私の成人式の時(当時20歳)に会社は倒産しました。理由は前社名を検索すれば出てきますが、従業員の不正取引がきっかけです。金融商品取引法により私の会社はペナルティを受けました。

 当時は努力すれば軌道に戻ると信じ死に物狂いで仕事をしていましたが、面白いことに何をどう頑張ろうと、どれだけ仕事しようと、会社の売り上げは落ちる一方でした。夢にまで見た「従業員30名以上抱える社長」聞こえはいいですが身の丈にあっていなかったと自覚いたしました。

 周りからは「詐欺師」と呼ばれ、しだいにパニック発作を引き起こすようになりました。運動もしていないのに突然心臓が早く動き始め、暫くすると呼吸をしているはずなのに酸素を吸えていないと錯覚して過呼吸状態になりました。一生懸命やった会社は倒産し、未熟だった私は人間関係も上手くいかなくなりました。遂に、地位もない、名誉もない、友達もいない、人脈もない、お金もない、何1つ持っていない人になりました。今思えばすごくダサいですよね。

 その後の人生は地獄の日々でした。私は会社の多額の借金を返すため、おしぼりの会社に入社しました(当時20歳)。昼間は大学に通い、夕方から朝まではおしぼりの工場でおしぼりを作っていました。その時の月給は手取りで40万ぐらいで、全て借金返済で無くなりました。寝ずに働いて生活しても、借金を返せませんでした。もちろん、借金を返済している期間も返済の催促電話は鳴り止みません。肉体的にも精神的にもキツい日々を過ごしておりました。

 そんなある日、工場の休憩室であるニュースを見ました。内容は飲酒運転の車が幼児の列に突っ込むという悲惨なニュースでした。何もしていない小さな命が奪われたと聞いて心が痛みました。そこで、私は飲酒運転を制御するプログラムを作成することにしました。具体的にはPython言語と顔認証機能を用いて、データから運転手が運転可能か(飲酒状態)を判断します。また運転中に発作などが起きた場合であっても、自動運転に切替、衛星を通して消防や救急に連絡する。万が一に発作による事故起きた場合であっても二次被害を極力防ぐというようなソフトウェアを作成しました。製作した数日後、ある大手IT企業の営業部長から連絡があり、このソフトウェアとアイデアを売ることができました。

 そのあとは、5000万の借金を返済し、BeLUKE(当時23歳)を立ち上げ、ソフトウェアの開発及びアプリ開発を軸に死に物狂いで技術を磨きました。気が付けば15名程ではありますが信頼できる仲間ができました。あの時に心が壊されていなければこの結果を出すことはできなかったと、今でも思っています。

あの時の「地位も名誉もお金も人脈もない」気持ちを忘れず、もう一度輝けるようにと思い会社名をBeLUKEにしました。

 LUKEとはラテン語で「光をもたらすもの」という意味です。

最後に、私は現在24歳です。世間一般からすると若いですが、1度の起業の経験があり、ITだけでなく財務の知識を痛いほど周知しております。会社倒産の経験は決して良いことではありませんでしたが、2度の失敗は起こさない自信があります。私が若いため投資家の方は不安に思うかもしれませんが、私はビジネスにおいて誰にも負けない自信があります。

2020年 2月2日

代表取締役 社長 西村太智

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